東京の伝統工芸品「江戸漆器」とは?

東京の伝統工芸品「江戸漆器」とは?

たくさんの漆器産地があるなかで、「江戸漆器」というものを聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回はそんな江戸漆器とはなにか、特徴や歴史と一緒にご紹介します。

江戸漆器とは

江戸漆器とは
江戸漆器とは東京都の台東区、中央区、足立区、千代田区などで制作されている漆器で東京都の地域ブランドであり、伝統工芸品です。
昔から日常使いで普及されていたので、とても丈夫で実用的なものが多いです。
1つの漆器をつくるのに何人もの職人の手を経て出来上がっています。
塗りの作業は木地固めから、下塗り、中塗り、上塗りと何回も塗っては研いでを繰り返して丈夫なものにしていきます。
このことからいい漆器ほど塗りの回数が多くなっているようです

江戸漆器の歴史

江戸漆器の歴史
江戸漆器の始まりは1590年に江戸に入城した徳川家康が、京都の漆工を江戸に招いたのが始まりとされています。
そこから各地の優秀な漆工も集め腕を競わせることでより良い漆器制作をしていきました。

5代将軍綱吉の時代には蒔絵などの加飾の技術も進歩し、8代将軍吉宗の時代には庶民の日用品としても普及していきました。
業務用漆器も有名で、江戸の食文化とともに漆器はは発展していきました。

江戸名物蕎麦と江戸漆器

いまではお蕎麦を食べるときの、盛皿やそば猪口は漆器の物がほとんどですが、これは江戸時代からお蕎麦の道具を製造販売していた江戸漆器店がはじまりです。
割烹用の漆器、お蕎麦の道具という部門に強くなっていったことから業務用漆器が得意分野になっていきました。

まとめ

江戸漆器は、ほかの産地と比べて制作にあたっての制約はないので、新しいデザインにも積極的に取り組んでいるのが現状です。
一度江戸漆器を日常生活で使ってみてはいかがでしょうか。

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